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2021.02.22
旅の豆知識
相鉄フレッサイン
飛行機ではバッテリーは預け荷物にできません!理由や持ち込み制限について
飛行機の預け荷物として注意が必要な電池(バッテリー)の種類
■リチウムイオン電池
リチウムイオン電池は、スマートフォンやタブレットを充電するためのモバイルバッテリーによく使用されています。また、スマートフォンやタブレット、ノートパソコン、デジタルカメラ、ビデオカメラなどの内蔵バッテリーとしても使用されています。
■リチウム電池
コイン型(ボタン型)のリチウム電池は、テレビのリモコンや腕時計、電子辞書などによく使用されています。乾電池に似た円筒形リチウム電池は、コンパクトカメラやデジタルカメラ、ヘッドランプなどに使われていることがあります。
リチウムイオン電池(バッテリー)・リチウム電池が飛行機に預け入れできない理由
その理由は、これらの電池は損傷などによって自然に熱を持ち、発火や爆発につながるおそれがあるためです。監視する人がいない貨物室での引火などのトラブルを避けるため、航空会社が条件を決めて預け入れ不可としています。
バッテリー預け入れ、持ち込みの条件は?
※最新の情報やその他条件についての詳細は各航空会社ホームページなどをご覧ください
■電池(バッテリー)単体の場合
一方、機内持ち込みは条件次第で可能です。
・リチウムイオン電池単体は、JAL、ANAとも、ワット時定格量(Wh)が100Wh以下のものは機内持ち込み
OKです。また、100Whを超え160Wh以下のものは2個までであれば持ち込みOKです。
160Whを超えるものは持ち込みできません。
・リチウム電池単体は、JAL、ANAとも、リチウム含有量が2g以下のものは機内持ち込みOKです。
2gを超える場合は持ち込みできません。
■電子機器に内蔵されている場合
預け入れも、機内持ち込みもOKです。160Whを超えるものは預け入れも、持ち込みもできません。
・本体に内蔵されているリチウム電池単体は、JAL、ANAとも、リチウム含有量が2g以下のものは預け入れも、
機内持ち込みもOKです。2gを超える場合は預け入れも、持ち込みもできません。
■大型リチウム電池、リチウムイオン電池について
・大型リチウム電池が内蔵・装着された電子機器本体は、リチウム含有量が2gを超えるものは預け入れも、
機内持ち込みもできません。予備電池も同様です。
・大型リチウムイオン電池(バッテリー)が内蔵・装着された電子機器は、ワット時定格量が160Whを超える
ものは預け入れも、機内持ち込みもできません。予備バッテリーも同様です。
また、大型の予備電池は購入時の小売り容器に収納するか別々のプラスチック袋に収納するなどの短絡(ショート)防止処置を施してください。
■その他特殊な電子機器など
できません。ただし、リチウム含有量が0.3g以下のリチウム電池、ワット時定格量が2.7Wh以下の
リチウムイオン電池は預け入れも、持ち込みもOKです。取り外し可能なスマートバゲージは、預け入れ、
機内持ち込みどちらもOKです。取り外したリチウム電池は機内持ち込みのみOKです。
・電動車いす用予備バッテリーは、ワット時定格量160Wh以下のものは1人あたり2個まで、160Whを超え300Wh
以下のものは1人あたり1個まで機内持ち込み機内持ち込みOKです。300Whを超えるものは機内持ち込みできま
せん。また、預け入れはいずれの場合もできません。
飛行機に搭乗する際は、所有しているリチウムイオン電池やリチウム電池が持ち込めるかどうかの確認をしておきましょう。ワット時定格量(Wh)の確認方法については各航空会社ホームページなどでご確認ください。
※2021年2月時点の情報です
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