旅行をするとき、どうやってマイルを貯める?
旅行でマイルを貯める方法は、飛行機に乗るときだけに限りません。以下、どのような方法があるのか見てみましょう。
フライトで貯める
まずはフライトから。フライトで得られるマイルは飛行距離が長ければ長いほど多くなります。目安としては、国際線でアメリカやヨーロッパに行けば6,000~6,800マイルが、国内線のフライトなら280~500マイルが貯まることになります。また、購入する航空券の種類によってもマイル数は変わります。割引なしの普通料金ならマイル積算率は100%。割引運賃だとマイル積算率は75%(国内線)、ツアーの場合のマイル積算率は50%となります。逆に、プレミアムクラスなどを利用すればマイル積算率も高くなります。
旅行中にクレジットカードを使って貯める
航空券を購入する際、航空会社と提携している「マイル系カード」などと呼ばれるクレジットカードを利用すると、区間基本マイルの10~20%が加算されることがあります。旅行会社でツアーを申し込むときにも通常より多いマイルが貯まることがあるので要チェックです。また、これらのクレジットカードは通常のショッピングで利用すれば「100円=0.5~1.5マイル」でマイルが付与されます。旅行中のショッピングでは積極的にクレジットカードを利用するのもいいでしょう。さらに、ビジネスホテルの利用、レストラン・居酒屋などの飲食でもマイルを貯めることができます。
出張の経費で貯める
出張で飛行機をよく利用し、航空券の購入などで経費を立て替えることが多いという場合は、そのときにマイルを貯めることが可能です。ただし、出張で貯まるマイルの扱いについては、会社の総務部などに問い合わせて、個人で貯めても良いのかどうかを確認しておいたほうが良いでしょう。
外貨両替で貯める
日本円から外貨へなどの両替をするときもマイルを貯めることができます。例えばトラベレックスジャパンの両替店舗では、JAL、ANAいずれの場合も、現金での両替(日本円⇔外貨)で10,000円につき20マイルが貯まります。海外へ旅行するときは要チェックです。
旅行以外でのマイルの貯め方
航空会社と提携したクレジットカードがあれば、旅行以外でもコツコツとマイルを貯めていくことができます。家賃、光熱費、ネットショッピング、電子マネーのチャージなどでもマイルを貯められるので、積極的に利用してみてはいかがでしょうか。クレジットカードにはマイル以外にも、特定の店舗やWebサイトで利用できるポイントが貯まるサービスがありますが、通常のポイントの還元率は1~2%程度であるのに対し、マイルは交換する航空券によっては還元率が5%以上になることもあります。旅行が好きなのであれば、マイルを貯めるほうが明らかにお得なのではないでしょうか。
注意しよう! マイルの有効期限
ただし、マイルには有効期限があるので、その点は要注意です。JAL、ANAいずれの場合も、マイルは搭乗(利用)日の36カ月(3年)後の月末まで有効となっています。(2016年10月現在)有効期限はホームページなどで「有効マイル残高」として確認できます。このことも覚えておきましょう。
よく旅行をする人にとっては、マイルを貯めるのも旅行する楽しみの一つとなります。旅行中も、普段の日常生活でも、上手にマイルを貯める方法を実践してみてください。