花粉症の季節でも過ごしやすい北海道へ！

この時期、花粉症に悩まされている方も多いと思いますが、そんな中でも北海道は、スギやヒノキの花粉をそれほど心配する必要がない地域です。そこで今回は、花粉の影響を受けにくく、美しい自然や歴史的な魅力が満載の札幌で、心身ともにリフレッシュできる快適な旅についてご紹介します。

3・4月の札幌市内、花粉症と防寒対策

花粉症
花粉症といえばスギやヒノキが一般的に知られていますが、北海道ではスギの生育が本州に比べて少ないため、スギやヒノキによる花粉症はほとんど見られません。そのため、本州で毎日多くの花粉に苦しんでいる方には、比較的過ごしやすいのかもしれません。代わりに、4月下旬から6月上旬にかけて「シラカバ花粉症」がピークを迎え、罹患者が徐々に増加しています。
また、イネ科やブタクサなどの他の花粉も存在するため、これらのアレルゲンに対する注意も必要です。適切な対策はしっかりと行いましょう。

防寒対策
3月といっても本州からの旅行者にとってはまだまだ真冬の気候ですので、服装には十分注意しましょう。日中は暖かい日差しが差し込むこともありますが、夜間は冷え込むため、保温性に優れたインナーや手袋、マフラーは必須です。また、道路は雪解けが進むことでシャーベット状になることがあるため、足元には冬靴や防水性のある靴・ブーツをおすすめします。
4月でも雪がちらつくことがあり、上旬は冬に近い服装がおすすめです。下旬頃になるとやっと春めいてきますが、夜はまだまだ冷え込みます。この時期にも長袖や薄手のコートの着用をおすすめします。

花粉症・寒さ対策に「北海道グルメ」がおすすめ
・スープカレー
スープカレーには、さまざまな野菜やスパイスが使われており、これらは免疫力を高める効果があります。特に根菜類（人参やじゃがいもなど）や緑黄色野菜（ほうれん草やブロッコリーなど）は、ビタミンやミネラルが豊富で体の抵抗力をサポートしてくれます。さらに体を内側から温める効果もあるため、花粉症や寒さ対策におすすめです。

・石狩鍋
石狩鍋に使われる鮭には、オメガ-3脂肪酸が豊富で抗炎症作用があるため、花粉症の症状を和らげる助けになることがあります。また、鍋料理は体を内側から温める効果があり寒さ対策にも最適です。さらに、野菜を多く摂ることでビタミンやミネラルを補給し、免疫力を高めることができます。

・ジンギスカン
ジンギスカンといえば「ラム肉」ですが、ラム肉は良質なタンパク質や亜鉛を含んでおり、免疫機能をサポートします。脂肪分が比較的多く、エネルギー源として体を温める効果もあります。キャベツやもやしなどの野菜にはビタミンやミネラルが豊富なため、体の抵抗力を高めるのに役立ちます。

これらの料理を楽しむことで、花粉症や寒さ対策に役立つ栄養を摂取しながら北海道の美味しい食文化を堪能することができます。

札幌市内のおすすめ観光スポット

花粉症に対する免疫力を高めるには、自然に触れてリフレッシュすることも大切です。
そこで、北海道の歴史や文化、そして美しい自然を楽しむことができる札幌市内のおすすめスポットをご紹介します。

北海道神宮
「北海道神宮」は、札幌市中心部に位置する歴史ある神社です。御祭神（ごさいじん）には、大国魂神〈おおくにたまのかみ〉、大那牟遅神〈おおなむちのかみ〉、少彦名神〈すくなひこなのかみ〉、明治天皇〈めいじてんのう〉と、四柱（よはしら）の神様が祀られており、歴史的な背景も魅力の一つです。静かな雰囲気の中で、心を落ち着けるひとときを過ごすことができます。

日本屈指のパワースポットとして知られ、金運上昇・縁結び・仕事運などのご利益があるといわれています。境内は四季折々の美しい風景が楽しめるため、訪れるたびに異なる魅力を味わうことができます。特に春の桜や秋の紅葉は格別です。周辺には散策路も整備されているため、自然を感じながらの散歩もおすすめです。

住　　所：札幌市中央区宮ケ丘474
アクセス：地下鉄東西線「円山公園駅」より徒歩約15分

円山公園
札幌市民の憩いの場として知られるこの公園は、特に毎年5月上旬には花見客で賑わい、6月には「北海道神宮例祭」の参拝客で活気づきます。もともとは明治初期に開拓使が設置した樹木の試験場でしたが、明治末から大正にかけて公園として整備されました。

広大な敷地内には円山球場や円山競技場、坂下グラウンドなどの運動施設があり、隣接する北海道神宮や円山動物園、天然記念物に指定されている円山原始林と共に、レクリエーションやスポーツ文化の中心地としての役割を果たしています。

園内には試験場の名残を残す大きなカツラの木があり、目を凝らすとリスや野草、野鳥なども多く観察できる自然豊かな環境が広がっています。

住　　所：札幌市中央区宮ケ丘3
アクセス：地下鉄東西線「円山公園駅」3番出口より徒歩約5分

豊平館　
「豊平館」は、札幌市内にある歴史的な洋風建築で、明治時代に建てられた重要文化財です。
外観は白い壁と赤い屋根が特徴的で、館内に入ると当時の面影を残す豪華な内装が広がり、訪れる人々を魅了します。特に、重厚な木製の階段やシャンデリア、壁に飾られたアート作品は、歴史を感じさせる素晴らしいポイントです。

また、定期的にさまざまなイベントや展示が行われており、地元のアーティストや文化に触れる機会も豊富です。特に、季節ごとの特別展やワークショップは、訪れるたびに新しい発見があるため、何度でも足を運びたくなる魅力があります。

周辺には美しい庭園が広がり、四季折々の異なる風景を楽しむことができます。歴史的な建物と自然の美しさを同時に堪能できるのが、豊平館の大きな魅力と言えるでしょう。
歴史と文化、自然が融合した特別な場所であり、訪れる人々にとって忘れられない体験を提供してくれます。

住　　所：札幌市中央区中島公園1-20
アクセス：地下鉄南北線「中島公園駅」下車3番出口より徒歩5分／地下鉄南北線「幌平橋駅」下車1番出口より徒歩10分／市電「中島公園通」下車徒歩5分

定山渓温泉（じょうざんけいおんせん）　
札幌市街地から車で約1時間の定山渓温泉は、支笏洞爺国立公園内に位置し、緑豊かな渓谷の湯どころとして年間240万もの人々が訪れます。その歴史は古く、1866年に修験僧・美泉定山（しゅげんそう・みいずみじょうざん）がアイヌの人々の案内で泉源と出会ったことに始まります。いくつもの困難を乗り越え、温泉の礎を築いた定山の功績により、この地は「定山渓」と名付けられました。

湧き出ている温泉は、無色透明でまろやかな塩辛さが特徴のナトリウム塩化物泉（中性低張性高温泉）で、国内でも人気のある泉質のひとつです。入浴すると肌にこの塩分が付着し、汗の蒸発を防ぎ体の芯からポカポカと温まります。

また、定山渓は自然が豊かで四季折々の表情を見せてくれます。春は雪解け水のせせらぎが美しく、緑あふれる涼やかな夏。秋は色鮮やかな紅葉が圧巻で、冬は白銀の静寂に包まれます。この圧倒的な自然美は五感を刺激し、きっと忘れられない旅の思い出となるでしょう。

住　　所：札幌市南区定山渓温泉東3
アクセス：JR札幌駅より直行バス「じょうてつバスかっぱライナー号」で約60分／地下鉄南北線「さっぽろ駅」より「真駒内駅」下車「じょうてつバス」に乗り換え約47分

札幌もいわ山ロープウェイ
札幌市のほぼ中心に位置する「もいわ山」は、標高531mの山で、山頂からは札幌市内や石狩平野の美しい景色を360度楽しむことができます。特に夜景の美しさは日本屈指と言われ、札幌市の夜景は「日本新三大夜景」にも選ばれたことがあります。

この山の魅力の一つは、自然が豊かで四季折々の風景が楽しめる点です。整備された登山道やハイキングコースがあり、初心者から上級者まで登山を楽しめます。山頂からは高層ビルが立ち並ぶ都市部と、緑豊かな自然が織りなす壮大な景色を見渡すことができ、観光客や地元の人々にとって人気のスポットとなっています。

また、もいわ山はアイヌの人たちにとっても重要な場所で、「インカルシペ（いつもそこに上がって見張りをするところ）」と呼ばれ、見張りの山としての歴史があります。自然と歴史が融合した「もいわ山」は、札幌を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい場所です。

住　　所：札幌市中央区伏見5-3-7
アクセス：JR札幌駅よりJR北海道バス［啓明線50］で約37分、「もいわ山ロープウェイ」下車
※令和7年3月26日(水)～4月24日(木)は整備点検により休業。その他、悪天候時にも休業となります。
　ロープウェイ運行状況や詳細は公式HPでご確認ください。

札幌観光には「相鉄フレッサイン札幌すすきの」のご利用がおすすめ！

「相鉄フレッサイン札幌すすきの」は、地下鉄東豊線「豊水すすきの駅」より徒歩1分、地下鉄南北線「すすきの駅」より徒歩4分の好立地で、観光やビジネスの拠点に最適です。

朝食には北海道食材を使用したビュッフェメニューをご用意。札幌味噌ラーメンなど、札幌を代表する美味しいメニューをお楽しみいただけます。

また、全室に加湿機能付き空気清浄機を完備し、花粉症対策も万全です！館内にはセルフクロークやコインランドリーも設置しており便利にご利用いただけます。

さらに、全館浄水システム”良水工房”を設置することにより、客室の洗面台やシャワー、トイレをはじめ、ホテル内すべての水を優しい水”SOU美SUI”に変えています。
■SOU美SUI詳細はこちら

いかがでしたでしょうか。
札幌はスギ・ヒノキ花粉症をそれほど心配せずに楽しめる理想的な旅行先です。歴史や豊かな自然に触れながら、心身ともにリフレッシュできるひとときを過ごしましょう。

※2025年3月時点の情報です。

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