空の便を利用するとき、空港には出発何分前に到着するのが正しいのでしょうか。また、早めに着いて時間が余ったときは、どうやって時間をつぶせばいいのかも気になるところです。ここでは、おすすめの時間つぶしの方法についてご紹介しましょう。(2018年3月時点の情報です)
空港には出発の何分前に着いておくのが理想?
国内線では、出発予定時刻の20分前に搭乗手続き(チェックイン)を済ませて、15分前に保安検査(手荷物検査)場を通過、搭乗口締切りは出発10分前とされていることが多いです。大手航空会社では、出発の最低でも30分前には空港に到着していることを推奨しているようです。
しかし、これまで頻繁に利用していて慣れている空港ならともかく、はじめて行くような空港では、航空会社のカウンターを探してたどり着くだけでも時間がかかるものです。搭乗手続きも便や時期によってはかなり混雑します。これらを考えれば、空港には50分前、余裕を持つなら1時間前を目安に着くようにするのが理想です。
空港で時間が余ってしまったときの暇つぶし方法
仮に空港に着いてから時間が余ってしまったとしても、空港には時間をつぶす方法がいろいろと用意されています。
展望デッキに行く
空港の展望デッキに行ってみたことはあるでしょうか。空港でしかお目にかかれない旅客機の発着の様子を、間近に見て楽しむことができます。羽田空港などの大きな空港では、ひっきりなしに旅客機が行き交います。広々とした空港の向こうに広がる景色を眺望するのも一興です。椅子やテーブルが用意されていてさらに売店やレストランもあるので、意外にゆったりと時間を過ごせます。
ラウンジに行く
当日の搭乗券と指定のクレジットカードを持っているなら、無料で入場できるラウンジで過ごすのもなかなか優雅です。ゆったりと座れる椅子やフリードリンク、テレビ、新聞、雑誌などが用意されていて、有料でシャワーが使えることもあります。指定のクレジットカードを所持していない場合は、料金を支払えば利用できるラウンジもあるので確認してみましょう。
空港のショップで買い物を楽しむ
気楽に楽しめて、時間の調整も効くのがこの方法かもしれません。空港には、お土産品や旅行グッズを扱っているお店がいくつも並んでいるので、ぶらぶら見て回るだけでも時間がつぶせます。日用品や本、洋服などを売っているので、荷物に入れるのを忘れたものを買い足すこともできます。大きな空港では、その空港オリジナルのグッズを手に入れられることもあります。
リラクゼーション、マッサージを楽しむ
空港内にリラクゼーションサロンやマッサージ、フットケアなどのお店があれば、そこで旅の疲れを癒やすのも良いのではないでしょうか。基本的に20分程度からのコースがあるので、時間に余裕があるときに立ち寄ってみましょう。疲れがたまっている旅の途中や帰りには特に重宝するでしょう。
広い空港では、時間ギリギリに着いて、あわててターミナル内を走るようなことになるのは避けたいもの。むしろ、空港で過ごす時間も旅の一部と考えて、時間つぶしを楽しむくらいの気持ちで行動するのがおすすめです。