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2016.01.13
旅の豆知識
相鉄フレッサイン
便利なのはどれ?旅行用バッグの選び方
ホテルに連泊するなら「スーツケース」
メリット
メリットは、名前の通りスーツを収納して楽に持ち運べること。また頑丈で、容量が大きいことも挙げられます。ホテルに宿泊する場合は、スーツケースを開けばそのまま衣装ケースのようにも使えます。
キャスター付きスーツケースは、ゴロゴロと転がしながら運ぶことができるため、ボストンバッグやバックパックなどよりも持ち運びが簡単です。
デメリット
スーツケースは、段差や階段の登り降りがあるときは非常に大変です。お年寄りや体力のない方の場合、スーツケースを持って長い階段を上る場合は、エレベーターを使うか、周囲の助けを借りる必要があるでしょう。
また、スーツケースは容量が大きくかさばるので、都市部の満員電車に乗り込む際は、周囲の方にぶつからないように気を遣わなければなりません。タクシーならトランクに積んでもらえますが、その分、タクシー利用率が上がって、出費がかさむこともあるでしょう。
向いている旅行
国内なら、3泊以上の旅行でホテルに連泊するようなときは、スーツケースが便利です。利用する交通機関が、飛行機や長距離バスがメインのときも、荷物として預ければかさばらならないため、向いているでしょう。
短期の旅行なら「ボストンバッグ」
メリット
バッグそのものが軽く、素材も柔らかいので取り扱いが楽です。大抵、手提げ用のハンドルのほかにショルダーベルトも備わっています。サイズにもよりますが、容量もわりと大きく、サイドにポケットが付いているものであれば、ティッシュやハンカチなどよく使うものを入れておけます。
デメリット
通常、キャスターが付いていないため、歩行中はずっと肩に掛けるなどして運ばなければなりません。そのため、持っていくものが多い場合や、旅先でおみやげをたくさん購入したときは、持ち運ぶのが一苦労なケースもあります。
また、バッグの素材が柔らかいので、バッグを落下させたり何かにぶつかったときに、中のものが傷付く恐れがあります。
向いている旅行
短期の旅行なら、ボストンバッグはおすすめの選択です。長期旅行でも移動が多くホテルを何度か変えるのであれば、移動をしやすくて扱いやすいボストンバッグが適しているでしょう。
歩く機会が多いなら「バックパック」
「バックパッカー」という言葉があるように、海外へ低予算で行く個人旅行では、バックパックを背負ってどこへでも旅行に行く、というスタイルがよく見られます。
メリット
一番のメリットは、両手がフリーになることです。荷物を背負いながら地図を見たり写真を撮ったり、スマートフォンやタブレットも簡単に操作できます。バックパックのフレームがしっかりしていて腰ベルトがあり、体にフィットする設計のものなら、体への負担も少ないと言えます。ポケットやペットボトルホルダーが付いているものなら、旅行中にものを出し入れしやすく、使いやすいでしょう。
デメリット
背負っているときは防犯上の問題点があります。気付かないうちにファスナーが開けられていることや、ナイフで底を破られる危険性がないとは言えません。ファスナーに鍵を付けるといった対抗策もありますが、その分ものの出し入れがしにくくなり、使い勝手が低下してしまいす。
向いている旅行
基本的にボストンバッグと同じですが、特に荷物を持ったままよく歩いたり、頻繁に電車やバスを乗り継いだりするような旅行に向いているでしょう。キャンプやアウトドア志向の旅行には、より適しています。
以上、3種類のバッグについて見てきましたが、特にスーツケースの場合は、貴重品など頻繁に出し入れするものを入れたサブバッグを一緒に持って行き、スーツケースの取っ手に引っ掛けて運ぶのが便利です。
ほかのバッグの場合も、財布やスマートフォンなどを入れて持ち運ぶ、小さなバッグがあると役に立つでしょう。自分の旅のスタイルに合わせて、サブバッグと賢く組み合わせるなどして各種バッグを有効に利用してください。
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