ホーチミンに来たらこれ！ホーチミンで食べたいおすすめ絶品グルメ6選

ベトナム料理といえば、「フォー」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
ホーチミンには、ベトナム国民食のフォーはもちろん地方の絶品グルメなど、全国から美味しいものが集結しています。今回はそんなホーチミンに来たらぜひ食べておきたい、おすすめのベトナム名物グルメをご紹介します。

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ベトナムのソウルフード「フォー」

日本でも馴染みのあるフォーですが、その歴史を調べてみると、フランス統治時代の北部・ナムディン省で紡績工場のまかない飯として食べられていたことが始まりともいわれています。（※諸説あります）
あっさりとしたスープに米粉で作られたクセのない麺は、日本人好みのメニューのひとつといえます。地域によって作り方や味付けが異なり、フォー発祥の地とされる北部では、鶏ガラや牛骨のダシを利かせたさっぱりとした味付けで、シンプルな盛り付けが特徴です。一方、南部のホーチミンでは甘味と香辛料の強いスープに香草やもやしをトッピングするスタイルです。フォー好きなら、ちょっと足を延ばして食べ比べしてみるのも楽しいですね。

ベトナム南部の名物料理「生春巻き」

ベトナムの代表料理として有名な生春巻きも、実は南部発祥の料理です。野菜がたっぷり入ってヘルシーで、ライスペーパーのもちもち感とヌクマムのエスニックな味わいがクセになる一品です。ベトナムの家庭ではライスペーパーと野菜やお肉、エビなどの具材をテーブルにのせ、日本の「手巻き寿司」のように各自で巻きながら食べるのが一般的なようです。
地元の人たちは生春巻きを食べることで野菜不足を補っているそうです。街中のいたるところで売られている生春巻きは、食べ歩きしやすいスティックサラダのような存在といえるでしょう。

ベトナムサンドイッチ「バイン・ミー」

近年、日本でも人気が高まっているのが「バイン・ミー」です。フランスパンに生ハムや野菜をはさんだベトナムのサンドイッチのことで、日本の専門店も増えつつあります。現地ベトナムでは多くの屋台が出店し、手軽に買って食べられるファストフード感覚です。具材は店舗によって異なりますが、定番といえば、豚ハムやチャーシュー、レバーペースト、なます、パクチーなどで、その他エビやアボカド、揚げサバなども人気があります。

ベトナムの定食「コムタム」

「コムタム」とは砕いたお米を少し硬めに炊いて、グリルした豚肉や目玉焼きなどをのせて食べる、南部を中心に愛されているベトナム料理です。
コムタムの歴史はベトナム戦争終結後の貧しい時代に深く結びついています。食料不足のこの時代、まともなお米が手に入らない国民は、籾すりの際に出る、普通なら捨ててしまうような小さく砕けた米粒を調理することで食糧難を乗り越えたのです。今では人気屋台料理のひとつとして有名になったサイゴンのローカルフードです。

ベトナム風お好み焼き「バインセオ」

「バインセオ」は主に南部の屋台やお店で庶民に食べられている「ベトナム風お好み焼き」です。生地は米粉から作られており、ターメリックによって黄色いのが特徴です。皮の周りは薄くパリパリに焼かれますが、中心はもっちりとしていて2つの食感が楽しめます。豚肉やエビ、もやしなどの野菜をたっぷりのせて焼き上げ、甘酢タレをつけて食べます。不足しがちな野菜もたっぷり摂れるヘルシーな一品です。

ご当地スイーツ「チェー」

「チェー」は甘く煮た豆や芋類、フルーツ、寒天などをココナッツミルクと合わせた伝統的なデザートです。バリエーションが豊富でどれも比較的安価なため、いろいろな種類を食べ比べてみるのもおすすめです。また、地域によっては食べる時期や食べ方も異なります。北部では日本の「ぜんざい」のような感覚で、温かいチェーを冬のデザートによく食べます。一方、一年中暑い南部のホーチミンでは冷たいチェーが主流です。クラッシュアイスとシロップをかけて食べる冷たいチェーは「カキ氷」のような味わいです。
カフェをはじめ屋台や市場でも売られているので、街歩きに疲れたら甘いチェーを食べてひと休みしてみませんか。

いかがでしたでしょうか？
ベトナム・ホーチミンで食べられるおすすめ名物グルメをご紹介しました。日本でも馴染みのある料理もいくつかありますが、ホーチミンを訪れる際は上記を参考に、ぜひ本場の味を堪能してみてください。

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※2023年7月時点の情報です。

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