2017.07.11

旅の豆知識

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飛行機に預けた荷物が戻って来ない!? ロストバゲージとは?

飛行機に乗る前に空港で預けたはずの荷物が戻ってこない!?……そんなときは一体どうすれば良いのでしょうか。ロストバゲージと呼ばれるアクシデントの概要と対策についてまとめます。

ロストバゲージとは?

ロストバゲージとは、飛行機に乗る際に空港で預けたスーツケースなどの荷物が、到着した先の空港に届かず、そのまま紛失してしまったり、大幅に遅れて届いたりすることです。荷物がなくなってしまった状態がロストバゲージなので、遅れて届くことはディレイドバゲージと呼ばれることもあります。

ロストバゲージは、海外旅行で国際線を利用したときに起こる、というイメージがありますが、実は2016年8月、国内線で大規模なロストバゲージが起きています。羽田空港発、全国各方面へ向かう航空機が、乗客が預けた荷物を積まずに離陸し、ロストバゲージが多発するというトラブルがありました。原因は手荷物搬送用のベルトコンベアの故障だったようで、到着地では大混乱となってしまいました。

ロストバゲージが起こってしまったら……

では、もしも自分がロストバゲージに遭遇してしまったらどうすれば良いのでしょうか。到着した空港のベルトコンベアで自分の荷物が出てこなかったら、荷物の未着を申告するカウンターに行きましょう。大きな空港なら近くに空港職員がいるはずなので、荷物が出てこないことを告げれば指示をしてくれます。

カウンターでは、預けた空港名と利用した便名、荷物の特徴を説明します。また、荷物を預けたときに受け取った預り証(タグ)と航空券を提示します。すると係員が荷物を探してくれますが、それでも見つからなかった場合は、「未着手荷物報告書」を作成することになります。名前や住所、スーツケースなどのメーカー名や特徴、荷物の中身の詳細、連絡先やホテルの名前と住所などを記入して渡し、報告書の控えをもらいます。

このとき、海外旅行なら空港で入った保険の中に、手荷物の遅延などの費用保証特約が付いていることがあります。その場合は保険会社にも連絡をしましょう。

ロストバゲージにならないための予防法

ロストバゲージを防ぐ方法、というのはあるのでしょうか。防止は空港スタッフに任せるしかありませんが、いくつか旅行者側にもできることはあります。

まずスーツケースなど、空港で預ける荷物には何か特徴となるような印を付けることです。大きめのステッカーを貼るなど、単純なことで構いません。ベルトコンベアで探すときにすぐに荷物を見つけやすくなり、ほかの人に間違えて持って行かれる可能性も軽減できます。万一、ロストバゲージになったときに特徴を伝えやすくなるのもメリットです。逆に、以前に旅行へ行ったときに付けられたタグやシールは外しておきましょう。空港のスタッフが荷物の仕分けをするとき、混乱の元になります。

最も大事なのは、なくなると困るものは機内に持ち込む荷物に入れてしまうことです。大きすぎて手荷物にならないものは仕方ありませんが、貴重品はもちろん、薬、手帳類、電子機器の充電ケーブルや周辺機器、ちょっとした上着など、目的地に着いて数日間の間にないと困るものは、肌身離さず持っておきましょう。


ロストバゲージは起きてほしくない出来事ですが、もしもそんなアクシデントに遭遇しても、あわてずに行動するようにしましょう。万が一のことを考えて、事前の対策をしておくことが大切です。

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