横浜や鎌倉には、一度は訪れたい観光スポットがたくさんあります。春のお花見シーズンに旅行を計画されているなら、桜の美しい場所もぜひ行き先に加えてみてはいかがでしょうか。
春の横浜・鎌倉は、歩いているだけで心が弾む季節です。開放感のある横浜、歴史美の鎌倉、どちらも魅力にあふれていて迷ってしまいますよね。そんな時は、午前は鎌倉、午後は横浜と、1日かけてたっぷりお花見を楽しむのもおすすめです。
そこで今回は、世代を問わず楽しめる定番の桜名所や、心静かに過ごす穴場スポットをご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください。
(2026年2月時点の情報)
ここに行けば間違いなし! 横浜、鎌倉のお花見名所
まず、横浜や鎌倉へお花見に行く際にぜひおすすめしたいお花見の名所を見ていきましょう。
桜と古建築のコラボを楽しむ「和の絶景」
画像提供:三溪園
三溪園は、実業家かつ茶人である原三溪によって1906年に造園された、175,000㎡もの敷地を持つ日本庭園です。お花見シーズンには、約250本の桜が開花します。本牧界隈から正門まで続く桜のトンネル、外苑のエリアにある池まで伸びる桜の枝、園内に配置された歴史的建造物と桜の調和など、見どころがいっぱいです。
夜はライトアップされて、昼間とはまた違った表情の桜を楽しめます。休日には多くの人が訪れ、池越しに桜と三重塔が撮影できる絶景ポイントは列ができるほど人気で、写真好きな方には外せない有名スポットです。
住 所:神奈川県横浜市中区本牧三之谷58-1
アクセス:JR横浜駅東口よりバスで三溪園入口下車徒歩 (5分)
JR根岸駅よりバスで本牧下車徒歩 (10分)
都会のオアシスで過ごす桜三昧
三ツ池公園は、その名前の由来でもある三つの池を持ち、春になると園内各所がピンク色に染まる横浜市内有数の桜の名所です。2月中旬には寒桜(かんざくら)が開花し、その後オカメ、ソメイヨシノ、横浜緋桜など4月半ばまで、およそ70品種、約1,000本の桜が時期をずらしながら咲き続けます。
広さは、東京ドーム6.4個分の約30万㎡です。入園料は無料で、24時間開放されているのも嬉しいポイント。早朝や夜桜など、自分の好きな時間にゆっくり桜を満喫できるのが魅力です。
住 所:神奈川県横浜市鶴見区三ツ池公園1-1
アクセス:「新横浜駅」より市営バス6系統、104系統の「鶴見駅西口」行きで、「三ツ池公園北門」下車、徒歩約3分
歴史を感じる境内巡りと春の参道さんぽ
鎌倉を代表する桜の名所と言えば、鶴岡八幡宮です。2月中旬の河津桜(カワヅザクラ)を皮切りに、3月下旬からはソメイヨシノ、4月下旬には八重桜が咲く様子を楽しめます。とりわけ、境内の源氏池周辺に咲くソメイヨシノは、池の水面に触れんばかりに咲き乱れる様が壮観です。
国指定史跡の参道である「段葛(だんかずら)」も例年人気で、約180本の桜並木が作るトンネルとしてよく知られています。春の鎌倉らしい雰囲気を味わえるスポットで、この季節はそぞろ歩きを楽しむ人々でとても賑わいます。
住 所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2-1-31
アクセス:「JR鎌倉駅」東口より徒歩10分、「江ノ電鎌倉駅」から徒歩10分
知る人ぞ知る! 横浜や鎌倉のお花見穴場スポット
次に、あまり混雑しておらず、ゆっくりと桜を楽しめる穴場スポットを見ていきましょう。
桜も街歩きも、欲ばりに楽しむ山手散策
港の見える丘公園から外国人墓地、エリスマン邸、ベーリックホールへと至る通りは、普段から横浜・山手の観光で行き交う人が多いエリアです。春になると桜が開花し、その様子を眺めながら歩けば元町公園にたどり着くでしょう。混雑を避けて、街歩きと一緒に楽しみたい人におすすめです。
元町公園をぐるりと取り囲むように桜の木が植えられ、咲く桜の数は約80本。公園内に入ると、常緑樹に混じってところどころ桜色に染まっている様子を眺めることができます。お花見のあとは、元町エリアのカフェ巡りやショッピングを楽しめるのもこのエリアならではの魅力です。
住 所:横浜市中区元町1-77-4
アクセス:みなとみらい線「元町・中華街」駅 6番出口(アメリカ山公園口)より徒歩約8分、JR根岸線「石川町」駅 元町口(南口)より徒歩約15分
広大な芝生でピクニック&桜の森体験
神奈川県内屈指の桜スポットでありながら、県外の人にはあまり知られていないのが根岸森林公園です。広大な芝生エリアの周囲に桜が植えられていて、ソメイヨシノをはじめとした400本以上の桜が咲き誇ります。満開時にはピンクの森のように見えるほどです。
かつて根岸競馬場だった場所が整備されて、森林公園となった経緯があり、根岸競馬記念公苑とも隣接しています。バリアフリーで、レストハウスにはカフェやトイレも充実しているので、小さなお子さま連れでも安心。ご家族やグループでレジャーシートを広げて、お弁当を食べながらのんびりと桜を楽しむのもおすすめです。
住 所:神奈川県横浜市中区根岸台
アクセス:JR京浜東北・根岸線「根岸駅」または「山手」駅下車 徒歩約15分、「根岸駅」よりバスで10分「旭台」下車すぐ
伝統建築とともに楽しむ、桜のアーチとしだれ桜
建長寺は「鎌倉五山」に数えられる、寺院の中でも最高位の格式を持つお寺です。お花見の時期、最大の見どころは入口となる総門から三門へと至る参道の桜並木。ソメイヨシノが両脇に並び、とりわけ三門手前の桜のアーチは、ポスターにも使われるなど絶好の撮影スポットともなっています。
境内は広く、散策には絶好のロケーションで、参道以外の場所でもしだれ桜などを鑑賞できます。重厚感のある伝統建築と淡いピンク色の桜が織りなす光景は圧巻です。
参拝後は北鎌倉方面へ足を延ばして、静かな春の散策を楽しめます
住 所:神奈川県鎌倉市山ノ内8
アクセス:JR横須賀線「北鎌倉」駅よりバス5分(江ノ電バス「鎌倉駅」行き「建長寺」下車)または徒歩約15分、JR横須賀線「鎌倉」駅よりバス10分(江ノ電バス 各種「大船方面」行き「建長寺」下車)または徒歩約30分
横浜と鎌倉、どちらのお花見スポットもそれぞれの風情があり、その場所ならではの楽しみ方があります。
にぎやかな春を楽しみたいなら名所へ、歴史や静けさを味わいたいなら穴場など、その日の気分に合わせて、お花見の場所を選んでみてはいかがでしょうか。