2022.04.30

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大阪府立中之島図書館|築118年の重要文化財、大阪観光(中之島)

江戸時代から大阪を本拠地として事業を続けてきた住友家の第15代目、住友吉左衞門(すみともきちざえもん)さんが大阪府に寄贈した118年の歴史を持つ府立図書館です。

住友吉左衛門さんは、お婿さんとして住友家に来て当主となりました。海外に行った際に、外国では私財を投じて図書館・博物館などを寄贈する財界人が多いことを知り、この図書館を作る計画を立てたとか。

当初は「大阪図書館」という名称だったが、後に「大阪府立中之島図書館」に改名しました。

中之島図書館には、古文書や大阪関連の文献、ビジネス関係図書を所蔵。静かで便利な立地条件もあって、完成後約100年を経たいまもなお、研究者や本を愛する人たちに親しまれています。

建物自体は、建築時には、この周辺は何もなく、見通しが良かったため、どこから見ても素晴らしい建築美となるように、建物は十字の形をしていました。
その中央にベレー帽のような銅葺きのドームがそびえる重厚な建物です。この銅は一度塗り替えて、茶色になりましたが、元のグリーンが素敵であった事から、わざと錆を進める塗料を塗って元のグリーンに近い色に戻したという逸話があります。
創立100年以上を経た中之島図書館の歴史や建物に関するガイドツアーを体験することが出来ます。

料金:500円/税込
時間:約30分程度
特典:ガイドさんの素敵な解説ツアーを楽しめるほかオリジナルグッズのプレゼント付
開催日時〈毎週土曜〉 1回目/11:30~、2回目/13:30~、3回目/15:30~

建物に関する説明を始め、中之島図書館が新設される際の歴史的な経緯、開館当時の様子なども説明をしながら案内してくれます。

住友建築部の野口孫市さんと日高伴によって設計されました。大阪最古級のステンドグラスが嵌め込まれたドームを有し、外観はルネッサンス様式、内部空間はネオ・バロック様式の石造建造物です。

階段はふむとぎしぎしといってきしみまくりです。天井のドームから差し込む太陽光がステンドグラスを通して図書館全体に採光となり柔らかな空気を作ります。
心なしか、ちびっ子もいい所のおぼっちゃまに見えなくもない今日この頃であります。

こちらは2階からみた階段のある中央空間の景観です。
両脇立っている北村西望作の文神像(左)と野神像(右)も、住友家の寄付によるものです。
知性と野生といった所でしょうか?このほか8人の哲人として菅原道真、孔子、ソクラテス、アリストテレス、シェイクスピア、カント、ゲーテ、ダーウィンの八哲の名が記された札がぐるりと展示されています。

こちらは3階にあがるとある「記念室」です。
江戸時代中期に設立された大阪商人たちの学問所「懐徳堂」の集まりなど、商人の交流が使われていた場所です。家具と什器の一部は当時のままで、面影がそのまま残っています。

中央の窓は、外側に開く仕様になっているようです。素晴らしい空間美です。
 

浅井忠の筆によると伝わる、奈良の鹿、京都の牛、大阪の安治川の三幅の絵も飾られていたそうですが、川の絵は、最近近くにできた中之島美術館に移動したとガイドさんから聞きました。

奈良と京都のみ楽しみ大阪は中之島美術館に行くことにしましょう。

同じこの空間には、寄贈者の肖像や謎のスイッチもあります。

休日:日祝、年末年始、3.6.10月の第2木曜日(祝日の場合、その前日も休館)、特別整理期間
営業時間:平日9:00~20:00、土曜9:00~17:00
料金:無料

大阪府立中之島図書館様にもお立ち寄りの際には
アクセス抜群の相鉄グランドフレッサ大阪なんばに是非ご宿泊くださいませ。
支配人

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