2022.02.12

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引き込まれる陶磁の世界へ!東洋陶磁美術館

当ホテルから大阪メトロ堺筋線で3駅ほど、美しく整備された中之島公園の川沿いに佇むレンガ建ての美術館といえば、安宅コレクションを存分に楽しめる「東洋陶磁美術館」です。

「天目」と「花生」、2種類の国宝と13点の重要文化財、約4000点の東洋陶器を所蔵している大変昂る気持ちを抑える事の出来ない美しい陶磁器を愛でる事が出来る専門美術館なのです!

入口の左手には、大阪市長「関 一」(せきはじめ)さんの像が雄々しく佇んでいます。
大阪市の地下鉄やバス、交通を整備し世界有数の大都市「大大阪」(だいおおさかと読みます)
を築いた功労者様でいらっしゃいます。

青空に映えて気持ちよさそうであります。

本日お伺いした際には、黒田泰蔵さんの特別展が行われていました。
「作品はある種、僕の言語であり、少なくともこちらの方が言葉より直接的に伝わるだろうと思います」静謐な白磁の造形で世界的に知られる陶芸家の作品を楽しむ事ができます。

これでもかというほどの「白」です。隣にある「こども本の森美術館」の設計をされた建築家「安藤忠雄」さん曰く、黒田泰蔵さんの白は、真理を求めてやまない心の色である。

3階と2階の一部に特別展の展示ブースがあり、動画で本人の映像とインタビューを見る事ができます。

また中央に大きなヒビの入った「割台皿」なる作品です。上に行くにつれ広がるように大きくなるカタチです。天板部分が意図的に大きく割れており、作者の映像で見た言葉の中にあった「白磁というのは、本当はかたちがなくても良いと思っている」であったり言語よりも表現しているものがあるのだろうと思う作品なのです

こちらはもう一つ開催されている「柿右衛門ーYumezakiraコレクション」の特集展です。
「色絵唐獅子牡丹文 十角皿」です。江戸時代1670~90年代の有田焼になります。
動物や子供たちが表情豊かに描かれている「カワイイ」柿右衛門をメインに取り扱っている催しになります。

そしてこちらが「国宝」の油滴天目 茶碗(ゆてきてんもくちゃわん)です。
水面に浮かぶ油のしずくのように見える金・銀・紺色に輝く斑点がその名の由来との事です。

12世紀~13世紀頃の中国、南宋時代の作品とのことです。夜空に見る天の川のような漆の黒に輝く色彩はとてもきれいなお茶碗なのです。

もう一つの「国宝」である「飛青磁 花池」(とびせいじはないけ)です。
中国は元時代13世紀の作品で中国では「玉壷春」(ぎょっこしゅん)の名で知られている名品です。中国ではお酒をそそぐのに使われていたようですが、日本では茶人に愛され茶席の花生けとして珍重された伝世する飛青磁でも「最高傑作」なのです!

こちらは、楽しみにしていた桃山時代の織部美濃窯の「織部 切り落とし四方手鉢」です。
長方形の向い合う2辺を一段削り取るという斬新な造形と吊るし柿や唐草なども文様。独特のデザイン感覚を楽しむ事が出来る名品です。

この他にも複数の織部の品を見る事ができました。

1階の「喫茶サロン」では中之島公園に続く素敵なバラの小路、堂島川、大阪市中央公会堂を望む事ができます。その場で作ってくださるサンドイッチがとても美味しいという前評判の通り絶品のサンドイッチと珈琲で一休みすることが出来ます。

ちなみのこちらのコーヒーは「トアルコトラジャ」という豆を使用。

素敵な展示をみて川面の窓辺に佇むまなむすこを見て「白磁に似ているなぁ」としみじみ感じた今日この頃でございます。

近隣の美術館巡りを欠かさない、当ホテルへのご予約お待ちしております!

こちらの美術館のチケット付き+とても美味しい珈琲チケット付きの宿泊プランを
ご用意しようと目下調整中でございます。

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